痛みを和らげ幸福感を上げてくれるエンドルフィンについて

副業

こんにちは、成長くんです。

今回はエンドルフィンについてです。

みなさんエンドルフィンはご存知ですか?

「日々の疲れがとれない」

「仕事やプライベートの成果を上げたい」

と思っている方はエンドルフィンについて知ることで解決する可能性があります。

リカバリーがうまくなり、痛みにも強くなりますのでぜひこの記事を参考にしてみてください。

エンドルフィンとは

エンドルフィンとは脳内ホルモンの一種であり、ストレスや痛みを和らげる目的で分泌されます。

エンドルフィンは、特定の感情や行動が起き、神経細胞が刺激されることで分泌されます。

エンドルフィンの効果

エンドルフィンの効果は大きく分けて4つあります。

  • 鎮痛作用
  • 快楽と幸福感
  • ストレス軽減
  • 免疫システム

・鎮痛作用

エンドルフィンには鎮痛作用があります。

エンドルフィンが分泌されると痛みに強くなるのです。

エンドルフィンが脳内オピペイド受容体と結合することによって神経活動が調整され、痛みに強くなります。

・快楽と幸福感

エンドルフィンは快楽と幸福感にもいい影響を与えてくれます。

運動したり、笑ったりした後に心地よい感覚になったことありませんか。

走った後のなんかわからないけど気持ちがいい時の感覚です。

この心地よい感覚はエンドルフィンの放出によって得られた感覚になります。

・ストレス軽減

エンドルフィンにはストレス軽減効果もあります。

エンドルフィンが分泌されるとストレスホルモンであるコルチゾールが抑制されます。

コルチゾールの分泌が抑制されることにより、ストレスを減らすことができるのです。

・免疫システムの強化

エンドルフィンは免疫システムも活性化してくれます。

エンドルフィンが分泌されると、痛みに強くなり、快楽と幸福感が増え、ストレスを減らしてくれて、免疫も強化してくれるとのことです。

ゲームでこのアイテムがあれば速攻で買いますね。

ゲームで例えるなら、

防御力を上げてくれて、

受けるダメージも軽減してくれる、

さらには何かしらの耐性もつけてくれて、

さらにゲームを楽しむプレーヤーの幸福度を上げてくれる。

こんな優秀なアイテムがあればすごく助かりますね。

このアイテムのような効果のある物質は、僕らの行動次第で分泌させることができます。

エンドルフィンについて知り、好きなタイミングで使えるようになると今よりも人生を生きやすくなります。

エンドルフィン分泌からの流れ

エンドルフィンが分泌してからの流れについて説明していきます。

エンドルフィン分泌してからの流れ

神経細胞の刺激を受けたり、特定の感情が起きるとエンドルフィンが脳内に放出

エンドルフィンが脳内に存在するオピオイド受容体と呼ばれる特定の受容体と結合

エンドルフィンがオピオイド受容体に対して作用し神経活動の調整、結合することで

  • 痛みを感じる神経伝達が抑制 
  • ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌の抑制

痛みを感じる神経伝達が抑制され、ストレスホルモンであるコルチゾールが抑制されたことにより、快楽やリラックスを感じやすくなる

エンドルフィンが分泌してからの流れはこの通りになります。

エンドルフィン単体で効果を発揮しているわけではなく、オピオイド受容体と結合して初めて効果を発揮する物質なんですね。

エンドルフィンが出やすい感情

エンドルフィンは神経伝達物質ですが、感情的な経験にも関連して放出されることがあります。

  • 幸福感と喜び
  • 愛情や親密さ
  • リラックスや安心感
  • 興奮や快感
  • 感謝や共感

上記の感情を経験するとエンドルフィンが出ることがあると言われています。

人との繋がりの中で生きてきた人間は人と繋がることで強くなるように進化してきたのでしょう。

愛情や親密さ、感謝や共感のような感情は対人関係で生まれることが多く、これらの感情を抱くことにより幸福感、喜び、リラックスや安心感はついてきます。

悩み事のほとんどは対人関係の悩みであると言われますが、人を強くしてくれるのもまた、人との繋がりであると言えます。

エンドルフィンが分泌される行動

エンドルフィンが分泌してからの流れ

どのような感情で分泌されやすいのか

をご紹介しました。

最後にエンドルフィンが分泌される行動をご紹介します。

エンドルフィンが分泌される行動
  • 運動
  • 笑うこと
  • ソーシャルな交流
  • 音楽
  • マッサージ

上記の5つが代表的なエンドルフィンの分泌が促進されると言われているものです。

・運動

運動をすることにより、エンドルフィンが分泌されると言われています。

運動では身体的なストレスに対抗してエンドルフィンが放出されます。

特に有酸素運動はエンドルフィンの分泌を促進すると言われています。

・笑うこと

笑うことは幸福感や喜びをもたらし、リラックスさせる効果があることからエンドルフィンを放出すると言われています。

副交感神経を優位にさせる行動として、定番のお笑い動画を見てリラックスするのも、笑うことで幸福感と喜びをもたらします。

その結果副交感神経が優位になるのです。

・ソーシャルな交流

ソーシャルな交流でもエンドルフィンが放出されると考えられています。

特に直接的なコミュニュケーションが有効とされており、親しい友人や家族との交流や抱擁などで促進されることがわかっています。

愛情や信頼の築かれたタイミングでエンドルフィンが出やすくなります。

・音楽

音楽もエンドルフィンが出る行動として挙げられます。

音楽は感情と共鳴します。

その結果、音楽で喜び、興奮、悲しみといった感情を引き出すことができ、神経伝達物質であるエンドルフィンが放出されます。

またゆったりした音楽はリラックス効果をもたらし、心地よい感覚がエンドルフィンを分泌する可能性もあります。

個人的な意見ではありますが、アーティストのライブはエンドルフィンの放出を高めてくれるんじゃないかと考えました。

アーティストのライブでは、好きな曲を聴いた喜びや感動に加え、周りの同じアーティストが好きな人同士で繋がりを感じることができるからです。

アーティストのライブに参加するのもエンドルフィンを放出するための行動として使えるかもしれません。

・マッサージ

マッサージもエンドルフィンを放出すると言われてます。

マッサージは快楽やリラックス感を与えてくれます。

マッサージでは筋肉の緊張がほぐれることによりリラックス効果が高まり副交感神経が優位になりやすくなります。

リラックス効果に加え、マッサージをされている間は体の感覚に注意がいきます。

その結果、余計な思考が浮かびづらく余計な思考がストレスを生むのを抑えてくれます。

マッサージはコルチゾールを抑え、エンドルフィンを促進するのでストレス対策にも使えます。

筆者の考え

現代では、交感神経が働きコルチゾールが出るような行動や物などが溢れてきました。

交感神経の働きである、「闘争」「逃走」反応を刺激するもので溢れています。

しかし人間の体はその変化に適応できていません。

私の考えではありますが、昔の人間は今を生きるため、動物を捕獲し食べるためには一定のパフォーマンスではなく、瞬間的に爆発的な力が必要でした。

そこで副交感神経の働きである「休息」「消化」の機能を一時的に下げ、血流を一時的にあげパフォーマンスを上げる交感神経の働きができたのではないでしょうか。

交感神経が優位になることで間違いなく体の機能を上がります。

しかし、体の回復を犠牲にしているため、交感神経が働きすぎるのは問題です。

今の日本では、誰かと戦う必要も逃げる必要もありません。

戦う必要も逃げる必要もないなかで皆ストレスを抱えているのです。

そのストレスを軽減し、幸福感を与えてくれるのがエンドルフィンです。

誰かと戦う必要も逃げる必要もない今、このエンドルフィンの出る行動を実践し、自分の幸せのために生きてほしいなと思います。

タイトルとURLをコピーしました