こんにちは!
成長くんです。
今回は自律神経についてまとめていきたいと思います。
「最近肩こりがひどいんだよね」
「疲れが取らないんだよね」
って方はぜひ最後までご覧ください。
自律神経とは
自律神経とは、その名の通り無意識のうちに自律して働いてくれている神経のことをいいます。
呼吸や、体温調節など24時間休むことなく働いてくれているのは自律神経の働きになります。
末梢神経の中の自律神経
自律神経は末梢神経の一部であり、末梢神経は、自律神経と運動神経に分かれています。
運動神経は脳からの指令を受け骨格筋を働かせて運動を行う神経のことです。
交感神経と副交感神経
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
車で言うところの交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役目をしていると言われています。
交感神経は活動、緊張させる働きで体と心が興奮した時に優位になります。
副交感神経は休息、リラックスさせる働きで体と心が休んでいる時に優位になります。
交感神経の働きが優位になり過ぎると血管が収縮して血流が低下します。
逆に副交感神経が優位になると血管が拡がり血流が良くなります。
強い光で交感神経が優位になるので、パソコンやスマホは脳が刺激されメラトニンの分泌が減ります。
交感神経、副交感神経は、全身を最適な状態に保とうとしてくれています。
・メラトニン 睡眠、生活リズムを調整する働き
呼吸で交感神経と副交感神経をコントロールできる
みなさん呼吸はしたことありますか。
呼吸は意識と無意識の中にあり、活動的な時は自然と呼吸が荒くなり、リラックスしている時には呼吸が深くなります。
この自律的に行われている呼吸を、人間は意識的にコントロールすることが可能です。
吸うときに交感神経が優位になり、吐くときに副交感神経が優位になります。
交感神経を優位にしたい時は吸う息を吐く息よりも長くします。
逆に副交感神経を優位にしたい時は吐く息を吸う息よりも長くすればいいのです。
呼吸を意識することで交感神経、副交感神経を切り替えることが可能です。
よく深呼吸するといいよって言われていますが、リラックスするために行う深呼吸は息を吐くことから始める方がいいと言われています。
交感神経を優位にしたい場合は息を吸ってから吐くのが効果的です。
しかし副交感神経を優位にしたい時は息を吐ききってから息を吸うようにすると副交感神経が優位になりやすいでしょう。
バランスが大事
ここまで交感神経と副交感神経を説明させていただいたんですけど、交感神経が悪いものではなくて、結局はバランスが大事です。
心理的ストレス 精神的ストレス、不規則な生活が自律神経を乱すと言われています。
乱れの中にも種類があります。
アンバランス型、トータルパワー不足型などがあります。
バランスが悪く、交感神経は十分に働いているが、副交感神経のパワーが足りないよねって状態はアンバランス型です。
バランスはいいけど交感神経、副交感神経ともにパワーが足りないよねって状態は、トータルパワー不足型になります。
どちらかのパワーだけ大きすぎても、バランスがよくてもパワーが足りなければ自律神経の乱れに繋がります。
アンバランス型、トータルパワー不足型にならないようにするためには、
一日の中で交感神経を優位にする時間と副交感神経を優位にする時間を分けてあげると自律神経も整いやすくなるでしょう。
前日にスゲジュールを立てる方は交感神経と副交感神経、副交換試験がどこで優位になるのかを予測しましょう。
交感神経、副交感神経のバランスが悪ければ、優位にするために意識的に優位にする時間をとってあげましょう。
予定を立てると自律神経をコントロールしやすくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。